たまたま図書館で手に取って借りてきた本です。
ついついもう1度読み返してしまったほど心にすごく響いたのでご紹介します。
シンプルで分かりやすい言葉で書かれているので、心にスーッと入っていきます。
ティク・ナット・ハンってどんな人?
ベトナム出身の禅僧で、ベトナム戦争終結の際に大きく貢献した平和活動家でもあります。
マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの推薦により、ノーベル平和賞候補になったことも。
フランスに亡命後、マインドフルネスの第一人者として、欧米で普及活動を行っています。
真の愛とは?愛の4つの側面
愛する人を幸せにすること(慈)
苦しみを和らげること(悲)
喜びを分かち合うこと(喜)
愛する人に自由をもたらすこと(捨)
相手をよく理解し、思いやりをもって行動し、共に喜び、決して執着しない。
個人的には、捨が一番難しいですね。
ついついこうして欲しいと期待し、時には押し付けてしまいます。
特に子育てに関しては・・・。
マインドフルネスとは?
今この瞬間の自分に注意を向けて、現実をあるがままに受け入れることです。
本を読んでなるほどって思ったのは、仏教でいう「念」であるということ。
漢字で「今」に「心」があると書いて、「念」とは、よくできているなぁと漢字のすばらしさに改めて気づきました。
マインドフルネスを実践するための瞑想
座ってでも、仰向けなってでも、歩きながらでもいいので、とにかく呼吸に意識を集中させます。
まずは、
息を吸いながら、息を吸っていることに気づく
息を吐きながら、息を吐いていることに気づく。
さらに、
息を吸いながら、恐れや怒り、苦しみ、悲しみ等のネガティブ感情に気づく。
息を吐きながら、それを温かく受け入れてあげる。
こんなカンジでしょうか。
10分間ほどやってみると、確かに気持ちが楽に穏やかになる気がします。
夜寝る前に、瞑想を取り入れてみようと思います。